光コラボ

ソフトバンクのスマホを手に入れたのでついでに自宅のネットもソフトバンク光に、なんて人は多いでしょう。
スマホとのセット割でオトクに使えることはわかるんだけど、手続きのことや料金・回線速度や安定感、またサービス面やキャンペーンなども気になりますよね。

 

そんな訳で今回は、実際フレッツ光からソフトバンク光に転用した私(筆者:以下省略)自身の体験談を交えて、そのしくみやメリットデメリットを盛り込みながら転用へのモヤモヤをイッキに解決しちゃいます。

そもそもソフトバンク光に転用とは?

ソフトバンク光がフレッツ光回線を利用した「光コラボ」であることはご存知でしょうか?
詳細については専用コンテンツで紹介しますが、念のためここでやんわりと光コラボに触れておきましょう。

 

■光コラボで業界の活性化
光コラボとは、NTTがひとり占めしていたフレッツ光回線をより多くの回線事業者や、将来を見据えて先進的に利用できる事業者に、開放・卸売りして活用ビジネスモデルです。

 

光コラボスタートへの道のりはたやすいものではなかったのですが、過渡期を迎えて頭打ちになったになったNTTのフレッツ光拡販を他の事業者にも開放し、市場の活性化を図っていこうという狙いもあったわけですね。

 

■光コラボのメリットは?
光回線を提供してISP(プロバイダ)と組み合わせればインターネットが利用できる、これが従来のNTTフレッツ光の発想と現実です。

 

利用する我々ユーザーも、より速い回線で安定したネットが利用できるわけですからそれで充分、まさか業界の水面下で壮絶な光回線開放運動が展開されているなんて、知る由もありません。
もちろん回線事業者にとっては、ドキドキワクワクの日々だったのでしょうね。

 

では実際、光コラボがスタートして何が変わったのでしょう?

 

じつは私自身もその以前から、NTT西日本フレッツ光回線&ほぼこだわりなくオマケ的についてきたISP・OCNとの組み合わせで固定回線を構築していたんです。

 

その使途も、ネット関連のビジオネスや通販・アプリや音楽のダウンロードや更新・チャットやYouTubeなどの通常使用に加えて、3台のモニターを使って常時5〜10サイトを開きっぱなしでの執筆、各所に設置した7台のライブカメラでペットの様子見なんて、恐らくは一般の方よりかなりハードな使い方をしてきましたが、何ら支障はありませんでした。

 

そんな平穏無事なネット生活に突如として飛び込んできた光コラボスタートのニュース。
その時の各光コラボ事業者のおもなアピールがこれです。

 

●光コラボのメリットとアピールされているもの
・フレッツ光よりも料金が安い。
・フレッツ光回線を使うので高速高品質なネット環境。
・フレッツ光から光コラボへの転用は工事不要で費用負担もなし。
・光コラボ業者独自のサービスや特典が受けられる。
・フレッツ光が利用できるエリアなら全国どこでも使える。
・支払窓口が光コラボ事業者に1本化されるので手間が省ける。
・ケータイとの同時契約で料金が割引になる。

 

なるほど、列記するとなんだかメリットだらけのように見えますが、ここで騙されてはいけません。

 

●光コラボのメリットにツッコミを入れると
「料金が安くなる」というのは少しばかり引かれますが、どこの光コラボにするのかで違ってくるので微妙。

 

以前からフレッツ光を使っている私の様なユーザーにとっては「高速高品質なネット環境」や「全国どこでも」などのメリットは変化がないので度外視。

 

「転用は工事不要で費用負担なし」は一見オトクそうに見えますが、転用なので絵に描いた餅。

 

「独自のサービスや特典」これも気になりますがいったい何なんでしょう?

 

「支払窓口が1本化」元来NTTグループ内(フレッツ光&OCN)での支払いなので1本化に変化なし、そうでなくても口座振替で支払窓口が1本化されて面倒が省けるなんて人はいないでしょう。

 

「ケータイとの…割引になる」ケータイもボーダフォン時代からソフトバンクを使っているので、これは興味をそそりますよね。

 

こんな具合で、仰仰しく文面に列記されるとボリューム感のあるメリットも、精査すると意外にも大したことはないということもあるので、光コラボに限らずいろんなシーンで参考にしてみて下さいね。

 

■ソフトバンク光に「転用」とは?
いかがですか? 光コラボについてやんわりと紹介してみました。

 

さて今回のキーワード「転用」とは、私のように「フレッツ光から光コラボに移行(契約変更)」することです。
転用といってもどの光コラボ事業者にするのかという選択が必要ですよね。

 

光コラボといえばまずはソフトバンク光。というのも、そもそもフレッツ光回線の開放を提唱し光コラボを実現開拓したのがソフトバンク光だからなんです。
光コラボについてさらに詳しくは専用コンテンツで紹介しているので参考にしてみて下さいね。

 

光コラボを先導するソフトバンク光は、いわば光コラボのペースメーカーであり最も参考になるモデルケースともいえるわけで、ここを抑えておけば応用も効くというもの。
その後各社さまざまにキャンペーンや独自サービスを付加し追随していますが、大差はありません。

 

またソフトバンク光なら実際に私もフレッツ光から転用し利用しているので、ネットの解説サイトではよくある受け売りの記事ではなく、よりリアルな使用感も紹介できるというものです。

ソフトバンク光の料金・回線品質は転用に値する?

光コラボに転用するメリットや考え方についてふれてみました。

 

ここで現実的に、フレッツ光を使っていてソフトバンク光に転用するメリットがなければいくら光コラボが気になっても意味がありません。
しかも同じフレッツ光回線を使うわけですから、転用を検討し行動に移す労力を思えばよほどのメリットは求められますよね。

 

そこでネットを利用する上でもっともわかり易い「料金」と「回線品質」について、フレッツ光回線と比較してみました。

 

まずは月額料金比較です。
■フレッツ光とソフトバンク光の料金比較
既にフレッツ光を利用していることを前提とする「転用」ですから、フレッツ光の初期費用・双方の初期工事費などはここでは省略します。

 

月額料金はプロバイダ込みで
●フレッツ光   戸建て6,200円〜、マンション3,850円〜4,850円
●ソフトバンク光 戸建て5,200円、マンション3,800円

 

フレッツ光の月額料金に幅があるのは戸別タイプの場合選択するプロバイダによって大きく開きがある為、またマンションタイプで契約世帯数によって違いがある為です。

 

どちらも一般的な通常月額料金ですが、明らかにソフトバンク光のほうが安いですね。
フレッツ光のサンプル例は最安値のプロバイダ・excite(500円)の場合で、これがOCN(1,100円)やBIGLOBE(1,200円)のブランドになると、7,000円近くにもなってしまいます。

 

若干のフォローになりますが、フレッツ光にはセキュリティが標準装備です。
ソフトバンク光ではセキュリティはmax500円のオプションですが、これをつけてもまだまだソフトバンク光のほうが安いですね。

 

またフレッツ光には、30ケ月割引の「ギガ推し!割引」、2年縛りの「にねん割」、また-100円相当のマンスリーポイントもあり、これを含めると月額料金はマイナス1,100円。

 

それでもソフトバンク光のプロバイダYahoo!BBと同レベルの大手プロバイダ選択を必須とするとやはり不利になります。

 

ここにソフトバンクのスマホとのセット割「おうち割ひかりセット」が介入すると、もうフレッツ光の料金体系では耐えられなくなってしまうんです。

 

■フレッツ光とソフトバンクの回線品質比較
そもそもソフトバンク光の回線速度・回線の安定度は概ね良好&多くの口コミやRBBサイト(業界で利用のスピードテストサイト)でも好評です。

 

実際私の経験からも、「フレッツ光withネクスト隼&OCN」利用時の回線速度は20Mbps〜40Mbpsと騙しのような遅さ。それでも前述のようにハードな利用にも耐えうるスピード&安定感ではありましたが。

 

転用後の同回線光コラボ「ソフトバンク光&Yahoo!BB」での平均実行速度は、昼夜曜日を問わず概ね60Mbps〜70Mbpsと2倍以上、回線がもたつくこともありません。

 

若干気になるのは、フレッツ光回線ならでは?の「2〜3ケ月に一度程度のHGW(ホームゲートウェイ)のフリーズ」ですが、これはネット回線関連ではよくあることなのでリブート(再起動)で対応しています。

 

ま、機器・端末類のリフレッシュスタートは蓄積されたデータゴミ(キャッシュ)をクリアにもでき良いことなので、これは24時間コンビニ営業のハードウェアの息抜きともとらえていますが。

 

この様に体験的には、ソフトバンク光に変えて料金面・回線品質面ではメリットのみでとくに不満はないんです。

ソフトバンク光への転用手続き

そうなるとフレッツ光からソフトバンク光への転用は「アリ」ということになりそうですよね。

 

ここでイザ転用する際の手続きを紹介しておきましょう。

 

■転用時の申し込み方法
フレッツ光からソフトバンク光に転用する場合「転用承諾番号の取得」が必要になります。
まずは転用承諾番号の取得方法です。

 

●転用承諾番号の取得方法
転用承諾番号は、NTT東西の窓口での取得となります。
取得前にはあらかじめ「契約者名」、「住所」、「連絡先電話番号」、「支払方法」の準備が必要です。

 

・NTT東日本サービス 
電話から→0120-140-202 9:00〜17:00 
WEBから→「転用番号の取得」8:30〜22:00 土日祝可、年末年始及びメンテナンス時は不可
・NTT西日本サービス 
電話から→0120-553-104 9:00〜17:00 
WEBから→「転用番号の取得」7:00〜25:00 土日祝可、年末年始及びメンテナンス時は不可

 

これで完了です。転用承諾番号は原則本人しか手続きできないので注意しておきましょう。

 

次にソフトバンク光にアクセスし、転用申込みを進めます。
申し込みはWEBと電話の2つの手段があります。

 

●ソフトバンク光をWebから申し込む
Webから申し込む場合は、公式サイトの申し込みページから「お申し込み」をクリック。

表示されるページの真ん中より少し下に「お申込み」の青いボタンをクリック。

「SoftBank 光へのお申し込みをご案内します。下記の質問にお答えください。」と記載されたポップアップがでてくるので「はい」もしくは「いいえ」を選択し最後まで質問に答えれば申し込み完了。

 

●ソフトバンク光を電話で申し込む
電話で申し込む場合は、通話料無料「0120-981-072」へ。その場で無視混み完了です。
携帯やPHSからでも通話可能、受付時間は午前10時から午後9時(年末年始は休業)です。

 

●送付された機器を接続し設定完了
数日後、光BBユニットと利用開始案内が送付されてくるので、わかりやすく図解された説明書を見ながら手順通りにすすめていけば接続設定は完了、ソフトバンク光でのネット環境がスタートです。

 

転用の場合は原則工事の立ち合いが不要なので、あえて予定を組む負担や精神的な不安もなく楽勝です。

 

 

■申し込み時の注意点など
ではここで、ソフトバンク光に転用で申し込む際の注意点をあげてみました。

 

●申し込み取り消しに関する注意
申し込みを取り消す場合は、ソフトバンク光の工事日(局内)または利用開始日の2日前までにソフトバンク光へ連絡します。
2日前を過ぎると工事費などが発生する場合があるので注意が必要です。

 

またソフトバンク光に申し込んでから180日以内に契約が成立しない場合は、ソフトバンクの判断により申し込みを取り消される場合があります。

 

ここでもっとも注意したいのは、「光コラボに転用後はフレッツ光に戻せない」ということです。
再度フレッツ光や他の光コラボに乗り換えする場合は、光コラボ解約後新規加入になるので要注意です。

 

●契約期間に関する注意
契約期間は2年間自動更新プラン(課金開始日の属する月が1ヵ月目となり、2年間は24ヵ月目の末日まで)と、5 年自動更新プラン(課金開始日の属する月が1ヵ月目となり、5年間は60ヵ月目の末日まで)の2種類があります。

 

契約満了月後の更新月以外で解約した場合は、2年間自動更新プランの場合9,500円、5年間自動更新プランの場合は、15,000円の解除料が必要になります。

 

●開通後は以前のプロバイダの解約を忘れずに
利用開始後は忘れないように早めに解約手続きを済ませましょう。

 

それまで使っていたプロバイダの解約手続きまで忘れないうちにイッキに済ませておくのが重複しないコツです。解約は原則契約者本人でしかできません。

 

「転用」手続きを終えているので回線の解約は不要ですが、くれぐれもプロバイダは必ず解約してください。

 

ただ以前のプロバイダから発行されたメルアドを変えたくない場合、ほとんどのプロバイダがメールのみのライトなプランに変更可能です。

 

この場合はプロバイダサービス全てを解約でなく「メールだけそのまま利用したい」といえば、プロバイダなりのライトなプラン(名称はさまざま)に変更してくれます。
メールだけのプランは概ね1アカウント(1メルアド)200円〜300円程度です。

 

●転用の場合は手続きや工事が簡単
フレッツ光からソフトバンク光に転用の場合、工事・解約金はソフトバンクが肩代わりしてくれます。
また今契約中のフレッツ光が2年縛りのものでも転用なら解約金は必要ありません。

 

但し「フレッツ光ネクスト」以外のフレッツ光を利用中の場合、もしくはソフトバンク光への転用の申込みと同時に、東日本エリアから西日本エリアへまたその逆に移転する場合、工事費がかかることがあります。

 

■転用時のキャンペーン
フレッツ光からソフトバンク光に転用する際、ソフトバンク光ではキャンペーンが用意されています。

 

●西日本限定1,000円×12ケ月割引キャンペーン
こちらは西日本エリア限定ですが、フレッツ光を利用中でソフトバンク光を申し込んだ場合、月額料金が1年間毎月1,000円割引きになります。
→キャンペーン期間
・フレッツ光回線で転用の場合-2007年1月16日〜2017年5月31日迄

転用したソフトバンク光の使用感とまとめ

さて、今回はフレッツ光からソフトバンク光への転用について体験談を含めて紹介してきました。

 

よくある光回線参考サイトの一遍通りのメリットやデメリットはある意味机上の空論、実際に利用してのソフトバンク光リアル使用感としては「ビジネスにも使える快適感」です。

 

普段は「サクサク使えて当たり前」になっているので、あえて感想をといえばこの「違和感を感じさせない空気のような存在」。

 

これが本来の快適インターネット環境というものかもしれません。
必要に迫られて時折回線速度を測った時の測定結果に、ひとりニヤッとできる満足感も、ソフトバンク光に転用したメリットなのかもしれません。

 

スマホとのセット割「おうち割ひかりセット」も受けているせいでしょうか、MY SOFTBANKでの請求内訳もなんだか気楽に見られるようになった気がしています。

 

手続きも簡単でオトクに使えるフレッツ光からソフトバンク光への転用、アリかもしれませんよ。